歯石と歯垢の違い

ご挨拶

こんにちは。泉ヶ丘ニコニコ歯科の東和田です。地域に密着し、泉ヶ丘のお口の健康をサポートしていく歯医者を目指して頑張ります。どうぞよろしくお願いします。泉ヶ丘ニコニコ歯科は土曜、日曜診療18時まで受付しております。お気軽にご連絡ください。泉ヶ丘駅のりそな銀行の横です。

歯石と歯垢はどう違うの?

歯垢とは、プラークという細菌の塊で、歯の表面に付着している黄白色の粘着性のある物質です。
食後、歯に食べカスが残っていると、約8時間で食べカスのなかの糖質やタンパク質を栄養源として増殖します。

歯垢が除去されないままだと、48時間程度で唾液中のミネラルと結合して石灰化し、軽石状の「歯石」になってしまいます。
歯石は、文字通り石のように硬く歯にこびりついていますが、もちろん石そのものとは性質が異なります。

石は鉱物ですが、歯石は歯周病の原因となる細菌のすみかなのです。したがって、歯石を放っておけばやがて歯周病となる可能性があります。

どのように除去する?歯医者へ行かないといけない?

歯垢は、粘着力が強いため、水やデンタルリンスなどで口をすすいだりうがいをしたりするだけでは落とすことができません。歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを使って歯磨きすることで除去できます。

一方、「歯石は歯科医院でなければ除去できないのでは?」と考える方が多いのですが、実は自分で除去することも不可能ではありません。
歯石の除去に必要なスケーラーという器具が市販されています。

自分で歯石を除去するためには、スケーラーのほか、消毒液や綿が必要になります。
また、歯の表面や歯肉を傷つけずに歯石だけを除去する技術が要ります。
こういったことを加味すると、自力で歯石を取り除くのはなかなかハードルが高いといえます。歯科医院で除去してもらう方が良いでしょう。

結論

歯垢、歯石もとに自分できれいに除去することは難しいものです。歯医者を上手に使いうまくきれいにしてもうらのがよいでしょう。

カテゴリー:お知らせ ,ブログ  投稿日:2017/11/24

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