ご挨拶
こんにちは。泉ヶ丘ニコニコ歯科の東和田です。泉北地域に密着し、泉ヶ丘のお口の健康をサポートしていく歯医者を目指して頑張ります。どうぞよろしくお願いします。泉ヶ丘ニコニコ歯科は平日は、19時半、土曜日、日曜日診療18時半まで診療しております。お気軽にご連絡ください。泉ヶ丘センタービル一階、泉ヶ丘駅のりそな銀行の横です。また土曜日、日曜日の13時~14時まで相談会を実施しております。なかなか歯医者さんに行くのは抵抗があるけれども、お口の状態が気になっている方もいらっしゃると思いますのでお気軽にご相談ください。参加費は無料でおこなっております。
本日は親知らずを早く抜いたほうが良い理由について説明します。
親知らずを抜かなくてはいけないと思いながらそのままにしている方も多いのではないでしょうか。親知らずの多くは横や斜めに生えていてその他の歯に悪さをすることが多いのです。実は親知らずを抜歯するもっともよい年齢は20歳前後といわれています。大学生くらいがベターと思っております。なぜなら、痛みや腫れが少なく出来るだけでなく、虫歯や歯周病にとって多くのメリットがあるのです。今回はなぜ20歳前後に親知らずを抜歯したほうがいいのかお伝えします。
①若いときのほうが抜きやすい
親知らずを抜歯後、親知らずがあった部分には骨や歯茎が盛り上がり、傷口が治ってきます。20歳前後の回復力が活発な年齢の時に親知らずを抜歯すると、傷口が早くふさがり、腫れや痛みが長引かずに済むことが多いです。横や斜めになっている親知らずを抜歯するには骨をけずったり、歯を割ったりする必要があります。20歳前後であれば、骨や歯がまだ硬くなっていない為、歯を早く抜くことができます。抜歯をする際、時間がかかると骨が空気に触れる時間が多くなり、痛みや腫れが強くなってしまいます。
②親知らずの前の歯が悪くなる前に抜く
親知らずが横や斜めに生えていると、親知らずと親知らずの前の歯との間に虫歯ができます。見た目では判りにくく、レントゲンを撮らなければ見つけることができないため、神経まで虫歯が進んでしまうこともあります。親知らずの前の歯が虫歯になる前に、親知らずを抜歯したほうがいいのです。また親知らずが横や斜めに生えていると、親知らずと親知らずの前の歯との間の歯周ポケット(歯と歯茎の溝)が深くなります。歯周ポケットは症状が無く深くなり、最終的には親知らずより、親知らずの前の歯が揺れてきたり、腫れてきたりすることが多いです。そのため親知らずの前の歯の歯周ポケットが深くなる前に、親知らずを抜歯したほうがいいのです。
まとめ
われわれは親知らずを日常的に抜歯しているので、あまり違和感を感じないですが、患者さんにとっては非日常であるので抵抗感をもたれているかたも多いでしょう。なるべく大学生くらいの早いうちに抜いていくのがよいかと思いますね。当院でも抜歯しておりますよ。