ご挨拶
こんにちは。泉ヶ丘ニコニコ歯科の院長の東和田です。地域に密着し、泉ヶ丘地域のお口の健康を守っていく歯科医を目指して頑張ります。どうぞよろしくお願いします。泉ヶ丘ニコニコ歯科は土曜、日曜診療18時まで受付しております。予約患者さんを優先していますが新患にも随時対応しておりますので、お気軽にご連絡ください。今回は子供の歯磨き粉についてのトピックです。
①大人用の歯磨き粉はいつから?
わたしは、中学生くらいからはおとなと同じ歯磨き粉でいいかと思います。おとなの歯磨き粉に含まれる発泡剤が含まれているので、小学生いかの子供に使用するとすぐにうがいしたくなり歯磨きの時間自体が短くなることが多いです。ですので、子供用の歯磨き粉を使うことで毎日の歯磨き習慣を作るのに最適です。
②成分はどのようなものがいいの?
フッ素が歯のエナメル質に取り込まれると、むし歯菌が出す酸に対する抵抗力が増して、むし歯になりにくい歯になります。
◎虫歯予防にはフッ素入りがオススメ
フッ素は歯を強くし、虫歯予防に効果があるのはもちろん、初期虫歯であれば、元の健康な状態に戻すこともできるといわれています。フッ素は、柔らかな乳歯にはもちろん、生え始めの永久歯の虫歯予防にも最適です。子どもの虫歯を予防したいなら、ぜひフッ素入りの歯磨き粉を選びましょう。といっても日本の歯磨き粉には90%以上の商品にフッ化ナトリウム(NaF)かモノフルオルリン酸ナトリウム(MFP)が入っているといわれております。大人の場合は、自分の好みで歯磨き粉を選んでもらってよいかと思いますし、歯科医院で聞いてみるのもいいかもしれません。僕はシュミテクトを使用しております。小さい子に関しては個人的には、3歳くらいまではレノビーゴで磨いて、それからはチェックアップで磨いています。
③甘い歯みがき粉ってだいじょうぶ?
子どもの歯磨き粉には、人口の甘味料が含まれています。前述のチェックアップは結構甘いと感じます。虫歯の原因になるのは砂糖なので人口甘味料やキシリトールが原因で虫歯になることはありません。
キシリトールは白樺や樫の木などから取れる成分を元に作られた天然の甘味料です。日常的に取ることで、虫歯菌の数を減らし、虫歯になりかけた歯を元の健康な状態に戻してくれることが分かっています。子どもの歯磨き粉を選ぶならキシリトールが入ったものがおすすめです。キシリトールはイチゴに良く含まれているといわれています。果物はおかしより断然むし歯になりにくいですがそのことはまたおいおい書いていきたいと思います。
まとめ
ここまで書きましたが、歯磨き粉は補助的なものです。歯ブラシで汚れを落としていくのがまず基本です、しかしどうしてもヒトのすることなので、汚れが残ります。それを補助してくれるのが歯磨き粉と思っていただけるのが一番大事です。